気胸ブログ

私がイケメン病( ˊ̱˂˃ˋ̱ )

手術当日(2016年12月9日)

ついに手術当日に。


眠剤無しで爆睡していた私を見て同室のおばさんに「肝が座ってるね〜」と褒められる(?)
んで、無事に朝うんちも出たので浣腸はナシ!よかったーー!!

旦那が仕事を休んで来てくれました。

血栓防止の着圧ソックスを履いたり手術着セットの書類を記入したりしているうちに、担当医の先生が来た。

「じゃ、手術室行きましょうか」

はーーーーーーーーーい\\\\٩( 'ω' )و ////
(変なテンションになってた)


手術室に到着するやいなや、旦那さんとはここでお別れですがなにかありますか?と言われ、なにも思いつかず「さようなら」と一言。呆気ないですねと看護師さんに笑われる
みんなこの時なに言ってるの?熱い抱擁を交わしたり「あなた、愛してるわ!」とか言ったりするの?恥ずかしくて無理っす

手術室に入ると慌ただしく準備が行われる。
手術台に寝転び、人工呼吸器をつけられ、ベルトみたいので押さえられたりバタバタと準備を進めていた。

「これから麻酔入りますよー」と麻酔科の先生が言った瞬間、人工呼吸器から麻酔が出ていたようで、一気に眠くなる。
何度か瞬きをしたのは覚えてるが、それ以降全く記憶なし。

「◯◯さん、◯◯さん、おわりましたよ!」
担当医の先生の呼びかけで目を覚まして、先生が笑ってた。その笑顔を見てなんとなく、ああ…開胸もせずうまくいったんだ…と感涙したのは覚えてる。
(今回内視鏡手術だったんだけど、内視鏡で限度があれば最悪開胸手術になるとのことだった)

その後もひたすらぼろぼろと泣いてたらしいw(旦那談

だがそんな感動も一瞬。

ここから1日地獄の始まりだった……


まず鼻に呼吸器、腕に点滴、脇の下にはドレーンの管、両足には血栓防止の着圧器みたいなヒモがとりつけられてて、身動きひとつ取れない。
手術の痛みよりも、ずっと同じ姿勢で寝てるからそっちのが痛い。背中に枕を入れてもらうも、気休めにしかならずむしろ逆効果。
冗談抜きに発狂寸前でした…。
そういや万が一患者が発狂したり暴れ出したりしたら最悪拘束しますみたいな同意書を書かされたぞ。こういう時のための同意書だったのかもな〜

んでなにより気持ち悪い。
何度もベッドで吐いてしまった。
これは麻酔の後遺症?副作用?らしく、どうしようもないらしい。

術後1日は絶対安静だからトイレにも行けず、尿をしたい時はナースコールをして、簡易おまるみたいなのを持ってきてもらってベッドの上で寝たままおしっこ。
恥ずかしいわみっともないわで最初はうまくできず。
でも1回出ると身体が感覚を掴むのか、何度も何度もしたい衝動に駆られて何回もナースコール。
看護師さんて本当にすんげーや。

夜が明けるのがこんなに待ち遠しいのは初めてでしたよ…。時計を何度も確認して、まだ◯分しか経ってないと落ち込む落ち込む。

でも朝日が差し込むのを確認した時は本当に嬉しかった…(´;ω;`)
長い長い1日だった…(´;ω;`)